紫外線と眼

環境破壊によるオゾン層が破壊され、紫外線が多くなりました。目に入ってくる紫外線は、涙および角膜表面で約70%は反射されるそうです。 雪目は、スキー場では紫外線が雪面で反射するので紫外線量が多くなることから、角膜や虹彩に炎症を起こす病気です。失明する事は少ないですが、繰り返すと視力低下を来す可能性があります。目の奥まで達する紫外線の量は少ないとはいえ、視力低下を来す網膜(黄斑)変性や白内障は、紫外線を浴びる時間や量に関連して進行してきます。

予防として、最近では材料の中にUVカットする成分が含まれているコンタクトレンズや眼鏡レンズが増えてきているので、無色・透明でも十分ですが、眩しいなら薄い色を付けると良いです。